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ドローインでは改善しきれない?

ドローインでは改善しきれない?

ドローインとは最近のトレーニングエクササイズ、特にコアトレーニングや
スタビライゼーションといった分野で流行語になっている言葉です。

体幹の安定、つまりコアスタビリティには腹横筋の機能が重要だといわれて
久しくなります。

一般の方でも腹横筋という名前は知っていると思います。

かつて体幹のトレーニングといえばトランクカールやバックエクステンション、
いわゆる腹筋、背筋の強化がスタンダードでした。

しかし腹横筋の機能が注目されだしてからドローインという方法が新たに主流と
なってきたのです。

ドローインは下腹部をへこますことで腹横筋を事前に収縮させ、その状態を
維持したまま手足を動かしたりと動作を行っていく方法です。

ドローイン腹横筋があらゆる動作の最初に収縮するという機能に目をつけて
取り入れられました。

ピラティスで行っている方法も同じです。

また腰痛の方は腹横筋の反応が遅れるという特徴もあり、腰痛の改善に対しても
リハビリテーション分野で取り入れられました。

しかしこのドローイン、一見理にかなっていそうな方法のように思われるのですが、
私は少し疑問に感じます。

それは腹横筋の機能を考えるとおかしな気がするからです。

腹横筋の事前収縮は姿勢制御でいう予測的姿勢制御機構だからです。

この機能は脳幹レベルなのでほぼ無意識下で発動します。

つまり意識的におなかをへこますのと根本的に機能が違うのです。

神経生理学的に考えると腹横筋の機能を高めようと思えば思うほど腹横筋を
意識してはいけないのです。

つまり腹横筋の機能を上げるにはドローインのように腹横筋に意識を向けるのでは
なく、行っている課題そのものに意識を持っていく必要があるということです。

この様に考えるとドローインという方法は間違いではないけれども正解ではない
様な気がしますね。

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coldsweat

Author:coldsweat
理学療法士、パーソナルトレーナーとして勤務

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