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梨状筋症候群と骨盤前傾梨状筋症候群とは、股関節外旋筋である梨状筋の収縮、
短縮、肥大や梨状筋内への貫通などにより坐骨神経が
絞扼を受けることで臀部痛や大腿痛といった
坐骨神経痛を生じるものです。
この梨状筋症候群の起きる要因は様々ですが、普段の
姿勢との関係も深いということがわかっています。
腸腰筋や大腿直筋のような股関節屈筋群に短縮がある場合、
骨盤が前傾し、その結果代償性の腰椎前弯増強を引き起こし
ます。
骨盤前傾、腰椎前弯の結果姿勢パターンは前弯姿勢パターン
や
後弯ー前弯姿勢パターンとなります。
骨盤前傾位を保つため骨盤大腿筋群が緊張し、梨状筋など
外旋筋群の肥大が生じます。
梨状筋の肥大が坐骨神経を圧迫します。
また前傾した骨盤が坐骨神経を緊張させ、坐骨切痕に
坐骨神経を擦りつけることにもつながります。
このように梨状筋症候群は姿勢と強く関連しています。
単純な梨状筋のストレッチで終わるのではなく、身体全体
のアライメントを考慮した姿勢の改善が重要になります。
☆参考記事
機能的姿勢の重要性
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